今や札幌の一大イベント。
YOSAOIソーラン祭り開催中。
・・・なれば、行かねばなるまい。
土曜日の午前中にでかけてきました。
8丁目のステージをいくつか見て、
南北大通りのパレードを見に行ったところで
雨ざんざん。
見る方も大変だけど、
やってる人たちも大変だ~。
鳴子作りコーナーがあったので、
お星様の形や、うさぎの形で鳴子を作ってみました。
はめ込む棒の色が選べるので、
おっさん(長男)はフランスとオランダの国旗カラー鳴子。
その後、別件で札幌ファクトリーに行ったら
こちらにもYOSAKOIステージがあったんですね。
偶然、大賞をとった「夢想漣えさし」の演舞を見ることができました。
日曜日のファイナル中継もテレビで見ていたけれど、
「夢想漣えさし」は格別。
波とカモメは圧巻でしたね。
よかったわ~。
このお祭りが始まった頃、
北国に住んでいたことがあるけれど、
当時はその存在を全然知らなくて。
今や、
テレビで中継が何本も入ったり、特別番組があったり、
ステージも街中何箇所もあって、
こんな大きなお祭りになるとはねえ。
おばちゃんびっくり。
ただ。
イベントとしての行き詰まり感も正直あるような。
雪まつりもそうだったけれど。
参加チームの格差が大きくなりすぎて、
誰でも参加、参加することが楽しい、
というものからかけ離れてしまった感あり。
ファイナルに残るようなチームは、
お金かけて、ショーアップされすぎたものが多くて、
えっとこれ、ソーランだよね?みたいな衣装内容も多々。
あくまで私の主観ですが。
集客の点でもどうなのかな。
私たちが行った日はお天気もイマイチだったので
たまたまかもしれませんが、
有料席のチケットもまだまだ販売していたし、
人出もさほどでなく。
在住者と話していると、
「テレビで見るのが一番いい」と言う人が多く。
パレードの無料席(ひな壇形式)で見ていたときのこと。
雨が土砂降りになってきたこともあって、
観覧席はガラガラ。
最後列に座って傘をさしていたら、
「こちらでは傘を閉じてください」とスタッフが
言って回っていました。
・・・言ってることは分かるんだけどね。
周りには誰もいないし、土砂降りですよ。
「他のお客様が来たら閉じてください」
でいいんじゃない?とムッとしながら席を立ったのですが。
四角四面なルールより、
お祭りを楽しむ、という基本を大事にした方が
いいんじゃないのかな、と思いました。
もちろん、イベントが大きくなればなるほど、
ルールが必要なことは分かるのだけれど。
でも、観客側がどんどん離れていってしまえば、
毎年参加を楽しみにしている人たちの場が
結果として失われてしまうと思うのよね。
お祭りそのものが息の長いものになるには、
ここ数年が正念場なんじゃないかな、
と勝手に思ったワタクシでした。